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肩関節はヒトの持つ関節の中で一番可動範囲(動く範囲)の大きな関節です。だからこそヒトは他の哺乳類と違い器用にあらゆる動きが可能となっているのです。

その分、筋肉自体への負担も大きく様々な痛みを引き起こしています。肩関節の筋肉に関しては大きく2層構造になっていて浅層(外側)には大きな「三角筋」があり深層には細いインナーマッスル(腱板)と呼ばれる「肩甲下筋」「棘上筋」「棘下筋」「小円筋」があります。

先ほども述べたように最大の可動域を持つ肩関節は外力により脱臼しやすいリスクも多いと言えます。

肩関節の痛み

外傷によるもの

 加齢による痛み

肩関節脱臼・鍵盤断裂・インピンジメント症候群

野球肩・滑液包炎(繰り返される負担による)

肩関節周囲炎(いわゆる四十肩・五十肩)

アメリカでは年間で1400万人以上が肩の問題で医師を受診し、そのうち肩の痛みを訴える人は400万人近くもいます。肩の痛みの主な原因の一つである肩の外傷はスポーツ、特に水泳、テニス、投球、ウェイトリフティングのように、腕を頭上に挙げる動作のあるスポーツでよく起こと言われています

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